コーヒー豆を挽くたびに。

コーヒーをいれる時に
豆をミルで挽く習慣は、
友人のおとうさまの影響なんです。
友人の家にはじめて遊びに行った時、
「コーヒーはいかがですか?」
って言って挽き始めたその様子をじっと見つめるわたしに
「やってみますか?」
と声をかけてくださって、挽いたのがきっかけ。
豆が少しずつ粉になってゆく手応えが楽しくて
その感触を味わいながらゆっくりハンドルを回すわたしに
微笑みながらおだやかな声で
「楽しいですか?」
ときいてくれました。
次の休みには一日歩き回って
お気に入りのミルを手にいれたんです。
それからいつもミルを使うたび
いろいろな場面で目にするたび
そのやさしい笑顔を思い出していました。
数学の先生をずっと続けられていたそのおじさまが
天に召されたと夕方知りました。

さよならを言ってきます。
おじさまのコーヒーは格別でしたって
これからも私はコーヒー豆を挽くたびに思い出すんですって
言ってこようと思ってます。
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by miyoshimasako | 2009-02-08 01:40 | そんな一日。
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