まるまるのぷくぷく

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ベビーシューズです。
うまれたての足のサイズで作っています。
かわいいお子さまが家族に加わった記念にお作りすることもあります。

玄関に置いておくと幸せがやってくるという言い伝えがアメリカにあると、ききました。
ほんと、こんなにかわいいくつが玄関にあったら、
出かける時もなんだかうれしいし、
帰ってきたときも外でどんなことがあったとしても、
なんだかほっとする。
訪れたお客さまだってついにっこりしちゃって,
こっそりはいってきた泥棒も、ここでふみとどまるかも。
ちいさいものは、もうそれだけで、ひとの心にいとおしさという
やわらかい気持ちを呼び覚ますような気がします。
気持ちがやわらかくなることも幸せのひとつのかたち。

息子の足はどんどん大きくなってしまったけれど、
このくつを作るたび、ああ、ほんと小さい足だったなぁ、と
まるまるのぷくぷくをそっとにぎった感触を思い出します。
そしてその時を思い出しながら、かたちを作ります。

あかちゃんの足は小さいけれど、
その風船ようかんみたいなまるまるのぷくぷくには、
もうすでに遠くまで歩ける力がぎゅっとつまっているのです。
小さな種の中に大木に育つ力が入っているように。

そんな、はじまりの時を、
まるまるのぷくぷくをにぎるだけでどんなことでもできる勇気がわいた時を、
靴のかたちにしてとっておくのです。
あっという間に、はつかねずみなら住めそうなくらいの靴を
履いてしまう足になってしまうのですから・・・
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by miyoshimasako | 2006-03-10 16:57 | フェルトな毎日。
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