彼の物語。

赤ちゃんに出会うたび
ただサイズが小さいだけで
生まれた時にもう
全てを手にしているような
すでに完成しているような
気がしてしまいます。

昨日の夜の帰国に
ぎりぎりで間に合い
赤ちゃんとママに
会いに行ってきました。
生後一ヶ月程の彼なのに
かなりしっかりとした顔立ちで
かわいいというより
もうなんていうか
神々しい。
抱っこも
するんじゃなくって
させていただくってかんじ。
いとおしさよりも
ありがたくて
まさに光そのもの。

そのずっしりした重さは
「全て書かれている」という
かの地の聖典のような
彼のこれからの人生全てが
すでに書かれてる
分厚い書物の重さを
思い起こさせました。

それは
全てがすでに決まってるという
ことではなくて
二本線で消すことだって
書き足すことだって
それを生きる人なら
自由にできて
どんな風にでも変えてゆける
この世界にうまれるとき
雲の上で手渡される
たった一つのストーリー。

HISTORYっていうけれど
彼の歴史は
もう始まっているのね
なんて
消えないその重さの感覚
感じながら想った
帰り道でした。

あと少しでパリかな。
乗り継ぎのターミナル
寒くありませんように
なんて
わたしよりずっと
旅慣れてるママと一緒だから
大丈夫に決まってるんだけれど
なぜか
今回のフライトは
彼女の方が
彼と一緒なことで
より心強いんじゃないかな
なんて
彼の白目みたいな水色の
雨上がりの空見上げ
想いました。

ほんと気持ちいい朝です。
あたたかくて
桜の莟も
今日またかなり
ふくらみそうです。
明るく元気な
金曜日でありますように。
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by miyoshimasako | 2010-03-19 09:22 | そんな一日。
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