不思議の国の味。

手作りジャムがおいしいのは
時間と手間とがかけられて
やさしい気持ちが込められて
できているからかもと
おもうのでした。
そんなジャムが好き。

たっぷりバターをぬった
トーストにのせたり
クリームと一緒に
スコーンにのせたていただきます。
先日いただいた
明るく透明感のある
ちょっとニュアンスのある赤の
イチゴジャムは
そのびんのふたを開けるなり
甘い香りがひろがって
クラクラしそうでした。

口に運ぶと
甘く魅惑的な味わいで
これはきっと
丁寧にとっても
わずかに残ってしまう
ジャムを煮る時に出る
くだものにはつきものの
アクみたいなものがかけた
特別な魔法。

わたしもときどき作ります。
冬はりんごで
初夏はラズベリー。
お砂糖はいつものきび糖や
ビートからできる
おなかにもやさしくて
カラダもあたためてくれる
てんさい糖。
そんなお砂糖たちと
チカラあわせできる
手作りならではの
あの味わいは
勝手な想いで
たとえていうなら
アリスが旅する
不思議の国の味。

ただ甘いだけではなく
ちょっとした
苦みや渋さが醸し出すものが
遠く夢の世界にいざなう
うっとりな味なのでした。
[PR]
by miyoshimasako | 2010-04-19 23:22 | オイシイものたち。
<< きいろのプレート。 花の妖精。 >>