白いハート。

チューリップの葉は
三枚でした。
芽を出した時から
一番外側にあった一枚は
特別大きく幅も広く育ち
花を咲かせた数日後には
目一杯反って
その先端を地面につけ
その細い茎と
そこにつく二枚の葉と
大きな花を支えるように
カタチを変えていました。

これまで
地面に二枚ずつ
落ちていた花びらなのに
その最後の二枚だけは
つながったまま茎を離れ
その大きな葉の上で
木漏れ日を浴びているのを
昨日みつけました。

前日の雨の中でも
寄り添いあうというより
外側の花びらが
内側のはなびらを
守るかのようにして
くるっとその花びらをまるめ
そこに残っていた二枚は
さいごの時まで一緒で
その姿に出会ったとき
これまで散る花を見ては
いつも感じていた
淋しさや悲しさだけではない
穏やかな想いを
感じてる自分に
驚きました。

ぼんやりにじむ
緑のクッションの上の
白いハートを
みつめながら
白い布に丁寧にくるまれて
手渡された四ヶ月前には
予想すらしなかった
たくさんの想いを
届けてくれた
白いチューリップにも
そして
そんなステキな贈り物を
下さった方にも
ありがとうの想いで
胸が一杯なのでした。


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by miyoshimasako | 2010-04-25 23:22 | イトシイものたち。
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