冬のメロディ。

朝めがさめるのは
きまって
わたしの地平線
丘の家々の描くライン
そのすぐ上の空に
おひさまが色を一滴
落とす頃。

アラームをかけていても
まだ暗かったりすると
おきられなくて
この光を
カーテン越しに感じて
やっとはいるスイッチ。

そしておひさまが顔を出し
その光が世界に満ちた時
きこえてくる
さわさわ
しゅわしゅわ
という
かすかな音たちの
ハーモニー。

これってきっと
真夜中に凍りついた
葉っぱだとか草だとか地面だとか
街の音だとかにおいだとか。
そんなものたちの
一切が溶かされて奏でる
冬のメロディ。
今朝すました耳に届いた音は
とても静かで軽やかでした。

明日になったとたん
景色も
風の温度も
この音も一変するわけは
ないですけれど
風の冷たい日がまた来ても
これからは少しずつ
ちょっと違った音が
きこえてくる気がした
夜といっても
やけに青みがかった
空の色が美しい
暦の冬最後の日でした。
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by miyoshimasako | 2011-02-03 23:22 | そんな一日。
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