白い聖歌隊。

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むねふたがる想いが
ぎっしり
ここにあっても
それを言葉にできずに
いたのです。

そうだお花を贈ろう。
お店の開店と同時に電話して
「リースのカタチのお花を
 おねがいしたいのです」
と最初は落ち着いて話し始められたのです。
でも
「どんなかんじに致しましょう」
と問いかけられたとたん
口にだせずにいた悲しみが
あふれ出しました。

お別れのお花なので
白でまとめてほしいこと
かわいい人だったから
かわいくしてほしいこと
壁にかけるわけじゃないけど
たいらにおくのでもなくって
お守りみたいに
そばにそっとおけるもの。

そんなとぎれとぎれのオーダーを
「はい」「はい」と
穏やかに受け
作って下さったお花を
配達用の紙袋から
取り出したとき
ふいに香った
甘いフリージアの香りに
緊張していたこころが
とかされました。

みんなで明るい歌
うたってるみたいな白いお花たち。
言葉で伝えただけで
見えないものをカタチに
していただけて
わたしがいちばんに
なぐさめてもらったかんじ。

両の手にそっと抱えて
届けてきました。
添えた言葉はやっぱりつたなくて
なぐさめられたかは
わからないけれど・・・
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by miyoshimasako | 2011-02-07 14:22 | イトシイものたち。
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