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どきどきでした。

午前の教室が終わり
お昼ごはんのあと
苺のショートケーキを
紅茶とともに
いただこうとしていた
まさにその時。

遠くからどしんどしんと
足音を響かせて
やってきたおおおとこに
いきなり家ごと持ち上げられて
ガサガサ揺らされた
そんなかんじの
揺れにおそわれました。

棚のものが落ち
ドアのウインドウチャイムが
りんりん鳴り響き続け
バタンと開く食器棚の戸。
そんな
恐ろしい数十秒のあとも
強い揺れに襲われ
ドキドキがつづきました。

都心にでかけたまま
連絡がとれなかった母も
なんとか帰宅したとの電話が
つながったのは
その最初の揺れから
8時間近くたってから。

わが家では
電車が止まり
帰れなくなってしまっていた
生徒さんや
息子の友人がやってきて
一夜をすごしました。

ここまでの道すがら
レストランの店先に
「トイレお使い下さい」
という貼り紙があったり
ドラッグストアでは
カイロを配っていたり
たまたま出会った人たちと
あたたかな言葉交わしたり
親切にしていただいたり
そんなことを
耳にしながら
まわりの人たちの無事に
ほんとにほっと
しましたけれど・・・

刻々と届けられる
遠くの状況を知るにつけ
心はざわめいています。
by miyoshimasako | 2011-03-11 23:22 | そんな一日。
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