「いつまでも、よろしくおねがいします。」

久しぶりにスーパーマーケットに出かけました。
そのそばに小さなお花やさんがあります。
店頭に円すい形にカットされたローズマリーを発見し、
連れて帰りました。(購入してです、勿論)
もうすっかりクリスマスな気分。

ほんとうはこんなにゆったりのんびりなんかしてる場合じゃないのに、
そんな時に限って、ちょっと別のことを無性にしたくなるのでした。
ほら、中間テストだのの前になると急に部屋の片付けをしたくなったり、
長編小説が読みたくなったり・・・しませんでした?

どこからか
「ねえねえ、あなたはプライオリティ、って言葉知らない?」
という声が聞こえてくるのですが、
わたしは聞こえないふりをして、テラコッタの鉢に植え替えの準備。
小粒の赤玉と腐葉土をさくさく混ぜて、
鉢底石を入れた鉢の中にそれを少し入れて、
買ってきたばかりの木立のローズマリーをそおっといれて、
まわりにさっき混ぜた土をいれて、水をたっぷりかけて出来上がり。

ふと、枝のところに小さくて丸いしおりのようなものを発見。
このローズマリーの性質や育て方が書いてありました。
そしてさいごに、この言葉。
「いつまでも、よろしくおねがいします」

このローズマリーの苗を育てた人の気持ちをしっかと受け止めました。
わたしがいつもそう思いながら作っているのと同じような気持ちで、
このローズマリーも育てられたのかと思ったら、
胸が一杯に。

作品展が近付いて来ると、
毎回なんだかばたばたで、
いつもなんだかタイヘンで、
こころがどんどん淀んでしまいそうになるのです。
でもこうやって、ちょっとした逃避を企てても、
きっちりとメッセージは届けられ、
こころもちょっと透明度が増して、
また仕事、がんばろうっと、と
思った夕暮れでした。
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by miyoshimasako | 2006-10-31 01:12 | そんな一日。
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