カテゴリ:イトシイものたち。( 261 )

みどりのことり。

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あたたかくなったきのう
ヒメウツギが
一斉に芽吹きました。
シルバーグレイの
華奢な枝の先にとまる
かわいい
みどりのことり
みたいです。

こころ沈みがちな
毎日ですけれど
それでも
いえ
それだからこそ
ほっとできそうなこと
みつけて
お届けできたらと
おもっています。

こんな日にも
のぞいてくださって
ありがとうございます。
肌寒い今日も
こころは
あたたかでありますように。
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by miyoshimasako | 2011-03-15 12:22 | イトシイものたち。

あたたかくてあまい光。

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冷え込んだ庭に
ゆったりながれこんで
みたしてく
あたたかな光は
やさしく甘い
液体みたいだと
いつもおもって
しまうのでした。

そんな光を
たっぷり浴びて
これから咲こうとしてる
クリスマスローズのつぼみたち。

寒さもきびいしときに咲き
いまもなお
たのしませてくれている
ここに映ってはいない一輪も
まだ元気いっぱいですけれど
うまれたては
葉も花びらに見えるガクも
やわらかでステキ。

ね、
ちょっと
あまいかんじにみえるでしょ?
その満開のときが
今から
たのしみなのでした。
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by miyoshimasako | 2011-03-10 23:22 | イトシイものたち。

南風とともに。

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春まだ浅い
信州に吹き始めた風に
あたたかさを感じたとたん
北に帰ってゆく
白鳥たち。

そんな写真を
いただきました。
あまりにステキなので
みなさまにも
おすそわけしたいこと
お伝えしたら
こころよく
ゆるしてくださいました。

この小さな四角い窓
じっと見てると
その向こう側の
ステキな世界に
すっと吸い込まれて
一緒に飛んで
いけちゃいそうなかんじ。

この先に
どんな旅が待ってるのかな
無事ふるさとに
帰れますように
なんて
まるで自分が今
空見上げてるような
気持ちになって
みつめてしまったり。
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by miyoshimasako | 2011-03-08 23:22 | イトシイものたち。

桃源郷での日々。

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その学校に
初めて行った時
指定された道は
車どおりも多く
殺伐とした風景でした。
通うのはわたしではないですし
学校自体はすばらしく
魅力的でしたし
それで充分だったのですけれど
なんとなく気になったのです。

そんなおもいで
帰り道を歩いていたとき
ふと
こっちにいってみようと思い
道を曲がり歩いて行くと
そこに桃源郷が
ひろがっていたのでした。

豊かなみのりの果樹
枯れ枝をささえにして
元気にのびる野菜
道を歩くことり
斜面には季節の花々が
強い香りを放ち
咲き乱れていました。
道のそばを静かに流れるせせらぎの音。

少しはずれに広がる
ちょっと怖いくらいの森には
まちがいなく
トトロがすんでるはず
そうおもえてしまうくらいの
夢のような場所。

なんたって
駅から近い道。
もちろん公道です
きっとこういうのを
農道っていうのかもしれない
そんな道歩いて
ときに走って
通えることだって
学校での生活と
おなじくらい
かけがえのない体験かもしれない
とおもったのでした。

そして通った当の本人は
どこが桃源郷なんだか
なんて言ってましたけれど
でもいつか
あ、この香り、って
どこかで何かにであったとき
この場所が
ほんと桃源郷だったって
わかるんだろうな
ぼんやり考え事しながら
歩いたことだって
あるかもしれない
そんなあれこれを
ひとりおもっていた
卒業式の帰り道
どこまでもすみきった
青い空を見上げたら
何かが目の前を横切って
足もとに降り立ちました。

見ると久しぶりの
てんとう虫。
あたたかなひざしに誘われて
空とんでいたのかな
おめでとう
言うために
きてくれたのかも
なんて
おもわずしゃがみ込んで
みつめてしまいました。

そんなことしていても
だれも通らない
きっと人も住んでるはずで
わたしが来たのは
ほんの数回だけど
出会ったことって
なかったなぁ
なんて思った
あたたかな日ざしの
午後でした。
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by miyoshimasako | 2011-03-05 23:22 | イトシイものたち。

やわらかなやる気。

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あまりに美しい夜明けに
いてもたってもいられず
駆け出していった
丘で出会ったのは
凍りついた草たちでした。

不意打ちのように
もどった寒さで
冷え込んだ朝なのに
ベージュ色の枯れ芝の間からみえる
草の緑は
明るく鮮やかで
やわらか。
表面を凍らせることで
葉っぱ自体を
まもってるのかな。

次の季節をまつ
植物たちのやる気に
であえたみたいな朝。

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まわりの土はこんなかんじ。
ざくざくって
なにかおいしいもの
かじるみたいな音と
その食感
じゃなかった
足裏に感じる
触感の楽しさにも
元気をもらえました。

それにしたって
この寒さもあと少しかな。
あたたかな風の吹く季節が
すぐそこまで
来ていますように。
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by miyoshimasako | 2011-03-04 23:22 | イトシイものたち。

壁に映るマグ。

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朝の光が
日に日に
強く
明るく
なってきました。
あたたかさも
ましてきたかんじ。

今朝いきなり
キッチンの奥まで
光が満ちて
お白湯を入れた
マグを照らし
壁にうつしだされた影が
あまりに鮮やかで
びっくりです。

こういうの
分身の術の
しくみだったりして
ひょっとして
このマグ持ち上げても
このカタチ
壁にそのままのこったりして
なんて
ちょっとドキドキしながら
動かしてみたりして。
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by miyoshimasako | 2011-03-03 23:22 | イトシイものたち。

雨の日のアメジスト。

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午後になって
いきなりふりだした
雨の降る庭に輝く
咲いたばかりの
ヒヤシンス。

二度目の春を迎え
お花の数は少なくなっても
ひとつひとつが
大きく
のびのびしてるように
見えます。

莟をつけた昨年末
気づかれずに
ふまれてしまい
はっぱもろとも
ぼろぼろに。

まだのこる葉先のキズは
いたいたしくても
そんなこと
なにも気にしない風に
にっこりわらって咲く
そのたたずまいに
ただ感動な
昼下がりでした。
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by miyoshimasako | 2011-03-02 15:22 | イトシイものたち。

めざめたねむりひめ。

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誕生日の朝いちばんに
贈っていただいたときには
蔓で編まれた
かごのなかで
静かな寝息をたてて
眠ってるみたいだったのです。

その様子を
うれしくながめながら
お水をそっと注いだり
やわらかな霧を
かけていたら
すこしずつめざめてきた
おひめさまたち。

フリルたっぷりのチューリップ
アンジェリークも
ふんわりひらいた
ラナンキュラスも
輝くピンク色の宝石のような
香り高いヒヤシンスも
楚々としたスイートピーも
みんなみんな
かわいくて
大好きで
ゆれる風船みたいな植物も
楽しさをそえていて
間に見え隠れする
ひかえめで
ちいさな紫の実はまるで
誕生石のよう。

一週間たった今
すっかりめざめ
明るい声で
おしゃべりと
笑い声と
おもいおもいの歌声を
ひびかせてくれています。

あまりにかわいらしいので
みなさまにも
みていただきたく
なってしまいました。
ちょっとだけ
女の子のママの気分に
なっています。
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by miyoshimasako | 2011-02-27 23:22 | イトシイものたち。

キラキラの粒たち。

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エベレストに降る雪も
大都会の街角に降る雪も
空にうまれたときには
おなじ雪。

この空をとおりぬけてくるとき
カタチや色を
かえてしまうだけで。

この雪たちは
どんな旅してきたのかな。

朝の庭で
静かにとけながら
青白く輝く
目にしみるほど
真っ白で
とびきり美しくみえる
今日の雪に
想いました。

そして
夜にはすべて消えて
目にはみえない
水の粒になって
また空にのぼっていきました。
こんどはどこに
降りてくるのかな。
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by miyoshimasako | 2011-02-15 09:22 | イトシイものたち。

白い聖歌隊。

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むねふたがる想いが
ぎっしり
ここにあっても
それを言葉にできずに
いたのです。

そうだお花を贈ろう。
お店の開店と同時に電話して
「リースのカタチのお花を
 おねがいしたいのです」
と最初は落ち着いて話し始められたのです。
でも
「どんなかんじに致しましょう」
と問いかけられたとたん
口にだせずにいた悲しみが
あふれ出しました。

お別れのお花なので
白でまとめてほしいこと
かわいい人だったから
かわいくしてほしいこと
壁にかけるわけじゃないけど
たいらにおくのでもなくって
お守りみたいに
そばにそっとおけるもの。

そんなとぎれとぎれのオーダーを
「はい」「はい」と
穏やかに受け
作って下さったお花を
配達用の紙袋から
取り出したとき
ふいに香った
甘いフリージアの香りに
緊張していたこころが
とかされました。

みんなで明るい歌
うたってるみたいな白いお花たち。
言葉で伝えただけで
見えないものをカタチに
していただけて
わたしがいちばんに
なぐさめてもらったかんじ。

両の手にそっと抱えて
届けてきました。
添えた言葉はやっぱりつたなくて
なぐさめられたかは
わからないけれど・・・
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by miyoshimasako | 2011-02-07 14:22 | イトシイものたち。