<   2009年 07月 ( 25 )   > この月の画像一覧

中庭が好き。

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空は見えるのに
風は感じるのに
光は降り注いでいるのに
でも周りはしっかり囲まれてる
その安心感が好き。

マラケシュ旧市街にある
ベルベルの人たちの歴史が
家具や手工芸品から感じられる
こじんまりとした博物館の中庭です。
たった一ヶ所だけ
ここだけは見たかった場所。
黄色い看板が目印で
中庭が特徴的な
リヤドという宿屋を改装した建物に
展示されていたものは
ひとつひとつが魅力的で
ずっとドキドキの連続。
独特の柄や装飾に
匂いや質感に
ホンモノの放つ存在感に
圧倒されました。

街は暑かったけれど
この中庭はとても涼しくて
居心地のよい場所でした。
不思議な広がりを感じさせる
鏡の扉も素敵でしょ。

楽しかったあの日を
頭の中で再生して
マラケシュで人気の
ひたすら甘くて
ミントの香り高いお茶を
ステキな細工のグラスで
モロッコで頑張ってるひとたちと一緒にお茶する
そんなつもりになって
いつものハーブティで
気分転換です。

きのうマラケシュの
アトリエとスカイプして
みんなの明るい笑顔に
久しぶりに会ったから
思い出しちゃったのかな・・・
おお!いけない
また逆ホームシックになってしまいそうでした。

それにしても暑いです。
みなさまもしばし
涼んでくださいね
この中庭で。

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by miyoshimasako | 2009-07-30 12:22 | モロッコ。

草の海をわたる風。

朝吹いた強い風が
目の前の桜の木の葉を
揺らす音をきいた時
数年前の夏モンゴルの草原の
ゲルで目覚めた朝耳にした
草原を渡る風の音を
思い出しました。
いろいろな音がミックスされて
大きなかたまりとなって
すぐ上の空を吹きぬけてゆくかんじ。

フェルトの生まれたふるさとを見てみたい。
それもありましたけれど
旅行会社のパンフレットにあった
「途方にくれるほどの大草原」
という言葉が決め手になって
出かけた旅。
「途方にくれてみたい」
そう思って草原に立ち
馬で駆け巡りましたが
途方には暮れませんでした。
草原はとても広かったけれど
ただ平べったいわけじゃなくて
ちいさな丘が遠くにあって
「もっと遠くへ行きたい」
そんな気持ちになりました。
チンギスハンの気持ちが
ちょっとわかったような気がしました。

誰の詩だったか忘れてしまいましたが
風の中にバイオリンをおいたら
どんなメロディが奏でられるだろう
みたいな、いやひょっとしたら
ちょっとあるいは全然
違ってるかもしれないですけれど
そんな詩があって
旅を思うと
その詩が浮かんできます。
あの時のわたしとしては
満天の星空の大草原に
そっと置かれた馬頭琴。
どんな音が
どんな風に奏でられるかわからないけど
そっと置いてみる。
そして鳴った音とメロディに
鳴らなかった音に
驚いてしまう。

自分をそこに置いてみて
どう感じるかを楽しむかんじ。
予想通りでないコトの方が多いから
感動もひとしおだったりするんでしょうね。
これが旅の醍醐味なのねと思ったっけ
たくさんのこと感じたな
ほんの数日の旅だったのに。
あの夏も暑かった
そんなことを想った
朝でした。

さあ遠くの丘めざしてでかけます。
遅れをとりもどすべく!
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by miyoshimasako | 2009-07-29 11:22 | イトシイものたち。

魔法の飲みもの。

連日のツール観戦による
冷房と夜更かしと
夜の店の空気に
すっかりやられたノドから
ひいてしまったみたいです
夏風邪。
うがいしたりして
気をつけていたのに。

甘くてあたたかくて
スパイスの香り高い
マラケシュの広場のスパイスティは
とにかく濃かった。
あれなら風邪なんて
消えてしまうかも。
そう思って
勝手に想像して
家にある材料だけで
作ってみることにしました。

ハチミツとすりおろした生姜を
紅茶で溶き、そこに
シナモンたっぷりと
クローブをほんの少し
振りかけてみました。
キャトルエピスとか言ったかも
あれ?
あと一つは何でしたっけ・・・
それでもなんだか
効きそうな気がするでしょ。
広場のはそれこそ
何十種類ものスパイス&薬草が
ミックスされてるはずだけど。

今回はじめて
「八郎生姜」
にも出会いました。
香り高く
繊維が少ないから
紅茶に入れてそのままいただく派には
おすすめです。

甘さは満点
こくはちょっとねって
カンジでしたが
魔法の飲み物みたいで
すっかり元気になってます。
スパイスティ
オリジナルなのに
ちゃんとききました。
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by miyoshimasako | 2009-07-28 23:22 | オイシイものたち。

ツールが好き。

先週土曜のモンバントゥのレースは
過酷でした。
過酷なレースを闘ってる人を
頑張りつづける人を
ひたすら応援し続けました。
ランスはトクベツですが
彼が勝てさえすればいいわけではなくて
全ての選手が走りきれるように
想い続けながら。

だってもうみんな必死なんです。
チームで走っているから
水をメンバー全員分一人で抱えて走って配る人や
チームメイトの風よけとなって
下り坂ペダルをひたすら漕ぎつづける人がいたり
ケガしても走りながら傷の手当うけたり飲み薬もらう人もいたり。
急な登り坂なのにビスケットみたいなのを口にするのも
栄養不足で動けなくならないうようにって危機感から。

途中山火事もありましたけれど
ラベンダー畑や
プロバンスの歴史ある街並みも
とても興味深いものばかりでした。
山頂のゴールは大感動でした。
よしよしよくがんばったねみんな、って。
ちょっとイタリアのマンマみたいな気分。

最終日の日曜の夜は
自宅で遠くのゴールを想いました。
翌日早速アップされた
レース後の選手たちの言葉がすばらしくて
また感動があらたになりました。
マイヨジョーヌをとったランスと同じチームのコンタドールは
「多くの人々への感謝無しに、今回の勝利は語れない。
 支えてくれた全ての人に感謝の意を表したい」
と言い
この日のレースを制したカヴェンディッシュは
「勝ったのは僕じゃない。勝ったのはチームだ」
と晴れやかな笑顔。
ランスをひたすら応援したくて見た今年のツールだったけれど
たくさんのステキな選手に出会えて
たくさんの感動に感謝なツールの日々でした。

ランスは三年ぶりのツールで3位でした。
ほんと素晴らしい。
表彰台での穏やかな笑顔の写真は
7連覇の時とはまた違った
魅力に溢れてました。

なんてもう
フェルトに関係ないじゃんって
思われるかもしれませんけれどね
こんなふうに
長い時間
同じような作業をし続けて
そして一つのカタチに仕上がる。
そんな仕組みが
フェルトと似てるのかもと
思ったりするのでした。
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by miyoshimasako | 2009-07-28 15:14 | イトシイものたち。

ウリカノスイカ。

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午後になってビックリです。
まさかこんなに
アツくなるなんて。
こんなに強い風が吹くなんて。
やっと夏が来たみたい!

そんな日に
暑中お見舞いの贈り物
マラケシュ郊外
ウリカのスイカを
お届けします。

ひとかかえ以上ある大きさの
ラグビーボール型のスイカは
甘くてみずみずしくて
スイカが苦手なひとも
好きになってしまうはず。
軽く20人分はあるかな。
このおもしろい切り方は
テイスティングのためのもの。
だから甘さは保証付き。

どうぞこの
アツイ午後を
アツイ夏を
元気いっぱい
乗り切ってくださいね。


ところで
黄色いスイカって
まだあるんでしょうか・・・
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by miyoshimasako | 2009-07-26 14:22 | モロッコ。

ウルメスの泉。

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おとといの雨の日
丸いガラスのボウルを
庭においてみました。
雨はあふれてまるで泉。
魚が泳いでいたら楽しそう。
水の中で空気の粒が光るのを見ていたら
マラケシュで毎日飲んでいた
炭酸水ウルメスを思い出しました。

きのうの雨上がりの朝
光る水に見とれて
思わず撮ったら
庭の住人が
そっと映り込んでました。

わかります?
右側の葉っぱの上。
今日みたいな暑い日は
この子サイズになって
飛び込んで泳げたら
たのしいでしょうね。
さあ
みなさんも一緒に
飛び込んじゃいましょ!
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by miyoshimasako | 2009-07-26 12:22 | イトシイものたち。

いつもそばにいてくれるもの。

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あるときは涙
あるときはハナ水
あるときは食べこぼし
そんな
人にはちょっと見られたくないものを
そのままにはできないものを
よしよしもう大丈夫だから
やれやれ仕方ないな
そんなかんじに
手早くそっとぬぐってくれる
ティッシュペーパー。

とにかくいつもそばに
さりげなくいてくれて
困った時に助けてくれる
そのステキな働きものに
やわらかいフェルトを
まとってもらいました。

手にとって、膝において
そっとなでるとあたたかくて
おとなしい生き物みたいです。
我が家ではいつもこの
ソファの手すりの上にいて
静かに出番を待っているのでした。

ブックカバーと同じで
相手の形が決まってるので
少しタイヘンかもしれません。
ルームシューズやバッグより
ムズカシイと思います。
でもでき上がった時には
新しい家族と一緒に帰る
そんなうれしい気持ちになれるはず。
成形に手間がかかりますから
ペースは上げ気味で
でも丁寧に
取り組んでみましょう!ね。

仕上げの時に使うボックスは
ラップで覆うかビニール袋に入れてお持ち下さいね。

そして。
みなさんとてもステキに作られましたね。
わたしはティッシュボックスの大きさが
あれほどバリエーションあるとは
思ってませんでした。
カバーのはしをまっすぐにするのは
ちょっと手間取りましたけれど
でもあの日最後に発見した
端っこだけを縮める方法で
やってみればきっと大丈夫です。
あとは丁寧に、丁寧にね。
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by miyoshimasako | 2009-07-24 13:22 | 教室でつくるものたち。

「素晴らしい。」

昨日は皆既日食でしたね。
N局の硫黄島からの中継で
天文学者の方の発した
この言葉に
感動してしまいました。

きっとものすごくワクワクしていて
でもこの個人的感情の動きを
知られるのはテレクサイと
科学者としてはもっと冷静でありたいと
抑えているにもかかわらず
ちょっと震えてしまう声。
その声が、気持ちの熱さと
何かスゴイことが今起きてることを
一番伝えていたような気がしました。

映像も美しかったです。
その場にいて感じることに勝るものはなくても
そこにいない人に
できるだけのリアルを伝えようとしている人と
それを支える技術。
そんな人間というものに感動な
時間でもありました。

夜になって
息子&息子の友人と出かけた
初めてのスポーツバー。
遠くフランスアルプスを走る
背番号22のランスを
たくさんの選手たちの中に
やっと見つけた時にはもう
泣きそうでした。
レース中のランスを見るのは
ほんとしばらくぶり。
接近した映像も空撮も解説も
楽しさの途切れることのない
あっという間の5時間。

「連れてってあげる」
そんな上から目線で出かけましたが
自転車のこと
選手やチームのこと
あらゆる質問にするすると
ちょっと得意気に答えてくれる
男子たちを前にしていたら
午前中テレビで見た
あの天文学者さんの顔が
ふと浮かんで来て思いました。
夢中になれるものに
つい熱く語ってしまうものに
この人生で出会えたなんて
ほんと素晴らしい・・・
結局一番楽しかったのは
わたしかも。

この人たちの夏が
忙しくとも楽しく
何より
健やかでありますように。
帰り道の空に想った
午前1時でした・・・


ランスは総合順位2位から
3位になってしまいました。
それでも
相変わらずの駆け引き上手にも
勝ち気なまなざしにも
うっとりです。
今日のタイムトライアルも
決戦のモンヴァントゥーも
あなたらしく走って!ランス!
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by miyoshimasako | 2009-07-23 18:22 | そんな一日。

無事を祈って。

ツールは20日二度目の休養日。
スイスアルプスで一日
カラダもしっかり休めて
三週間にわたるレースを締めくくる日々が
数時間前から始まってるはず。

以前は真夜中の地上波で見られたのに
今はトクベツなチャンネルだけだから
新聞とかネットでしか
知ることができなくても
応援する気持ちは
毎日フランスへ。

三週間って長いです。
しかも休養日も少ない。
今年は日本人選手が二人も参加しているのに
ランスを応援してしまうのは
彼が大きな病気を克服して
7連勝して引退し
社会的活動に携わったことも
そして今年また
復活したこともあるけれど
オペレーターの指示通りの
駆け引きのお芝居が上手なのも
追い抜いた時に見せる
してやったりの顔も
いつも前を見続ける姿も
とにかく
どんなランスも魅力的だから。
tell me about your secret ♪
そう繰り返す音楽かけながら
山岳ステージのランスを想い
目一杯仕事した今日
誓いました。

「終わるまで
 アイスクリームは
 食べないことにする。」

ランスの無事を祈って。
決して
ちょっと太っちゃったから
一緒に頑張るとかいった
不純な動機じゃなくて。(汗
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by miyoshimasako | 2009-07-22 01:22 | イトシイものたち。

消えてしまっても。

おととい、ステキな虹が
空にかかったとききました。
わたしが見る前に消えてしまったけれど
見られなかったわたしの空にも
静かに
あの大きな
ダブルレインボウが
かかっていたのねと思ったら
それだけでもう
シアワセな気持ち。
まるで
うたた寝してた背中に
そっとかけられてた
ふわふわのタオルケット。

いろいろな方が
日記や写真で
その瞬間のシアワセを
おすそわけしてくれて
こんな風にステキな気持ちが広がって行って
世界が平和になったらいいのに
なんて思っていた
そんな夜。

ブレスレットをなくしたことに
気がつきました。
おまもりみたいにして
昨年末から一度も外さず
結んだままだったもの。
モロッコにも一緒に行ったのに。
手首にまだそのかすかな重みを感じます・・・

虹が消えるみたいに
ふっと消えてしまいました。
もうどこにもありません。
でも
きっとわたしを守ってくれたんです。
わたし自身が消えちゃうかわりになってくれたんです。
ありがとうを言わないと。

さてさて。
夏休みもあっという間に
三日が過ぎましたね。
ちょっと疲れちゃってませんか?
温かい飲み物と
おなかにやさしいごはんで
明日からのアツい日々も
健やかにすごせますように。
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by miyoshimasako | 2009-07-21 01:22 | イトシイものたち。