お茶にしましょう。

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お茶のあたたかさをキープしてくれる、ティーコージー。
いつものポットにかぶせるだけで、
見えない所で魔法がかけられて、
ちょっとおいしくなるような気がします。

まだ2月で外吹く風は冷たいけれど、
部屋は一日ぽかぽかで、
背中の日差しは暑いくらいで、
気をぬくと眠っちゃいそうです。
だからというわけではないですが、
わたしはほとんど一日立ったまま仕事をして、
腰かけるのはお昼ごはんとお茶のときだけ。
座ると「寝てよし!」とスイッチが入ってしまうのでした。
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# by miyoshimasako | 2006-02-11 01:47 | フェルトな毎日。

ギフト。

「その手はギフトだからね。」
フェルトの仕事を始めて間もない頃、友人に言われた言葉を
今日、ふと思い出しました。
生まれてくる時、神様から誰もがひとつづつ必ず渡されている、
そのひとだけの特別なものが、ギフトだと。
「だから、大切にしなくちゃいけないの」

「自分に与えられた義務を喜びとともに果たすことで、
自分以外のひとに喜びを与えることができる仕事を、天職というのよ」
と言ったのはロシアの高名なバレリーナ。
ギフトに気付き、それをいかせるチャンスにめぐまれると、天職に出会えるのかも。
フェルト製作がひょっとして私の天職だったらいいのにな、と思うけれど、
まだまだ「喜びを与える」というより、
わたしの方が「与えられている」と感じることの多い毎日。

「ギフト」であるところの大事な「手」は、
かぼちゃ切り損ねてけがしたり、ガラスさして手術したり、
壁にぶつけて骨にひびいれたり、ガーデニングでマメつぶしたりしても、
パンをこねたり、餃子包んだり、マッサージしたり、修理したり、
そして、一日せっけんまみれでフェルトの作業をしても疲れなくて、
やっぱり、大活躍。

いずれにせよわたしの暮らしを楽しく豊かにしてくれる「ギフト」には違いなく、
今は、今日の精一杯の仕事で誰かに喜んでもらえたら、ほんとうにうれしい。
大切にしなくちゃ、と、あらためて思ったのでした。
いつの日か、あのバレリーナのように胸をはって、
これが天職、と言える日が来ますように。
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# by miyoshimasako | 2006-02-10 01:33 | イトシイものたち。

入っているものは。

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ちいさなちいさな小物入れ。
中には、眼に見えるものじゃなくって、
これを開けたひとに今いちばん必要な言葉がひとつ、
入っていたら、いいなぁ・・・・
「大丈夫」
小さいけれどきれいな声がしっかりとそう言ってくれたら、うれしいのに。
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# by miyoshimasako | 2006-02-07 16:17 | フェルトな毎日。

中に住みたい。

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ミトンです。
確実に寒さからまもってくれます。
小さくなって、中に住みたいくらいです。

松屋でご注文下さった方は、仙台のすてきな女性。
ご旅行で東京にいらして、たまたま、わたしの展示を見て下さったのでした。
ご趣味の山歩きのときに使って下さるとのこと、
「ひと休みする時にはクッションのかわりになるわね」と。
なんて楽しい思いつき!
なので、ほんのちょっと厚めにお作りいたしました。

このミトンが山のおともとして連れて行ってもらえると考えただけで、
わたしもご一緒できるような気持ちになり、うれしくなります。

首にかける革のひもがついていますから、
落としてがっかり、ということもありません。
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# by miyoshimasako | 2006-02-01 16:42 | フェルトな毎日。

両手でそっとつつむような。

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ルームシューズです。
かたい木型などを使わず、手だけでかたちを仕上げてゆきます。
なので、しっかりとした手触りと形でありながら、
やさしくやわらかい両の手で、そっと包まれるような、履き心地。

今年の冬はとびきり寒いので、一刻もはやく、お届けしたい!
毎日全力で作っています。
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# by miyoshimasako | 2006-01-24 14:52 | フェルトな毎日。

カゼぐすり?

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雪かきがんばりすぎて、カゼひきました。
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# by miyoshimasako | 2006-01-22 00:16 | フェルトな毎日。

長い手紙

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どんな伝えたいことがあるんだろう、と思っていました。
長い手紙が、届けられました、東京にも。
「雪は天から送られた手紙」といったのは中谷宇吉郎でした。
天は何を伝えたいんでしょう。

雪の日は何も手につきません。
音楽すら聞けません。
どんどん届けられる長い手紙を読むかのように、ずっと、じっと
見続けてしまうのでした。
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# by miyoshimasako | 2006-01-21 21:28 | フェルトな毎日。

砕氷船の気分

大寒ときくと、早朝の散歩の季節がきたなぁ、と思います。
といっても朝ごはん前に、丘の尾根道をほんのひとまわりするだけですが。
ぱきぱきに凍った空気をぱりぱりと破りながら進む感じは、
まさに砕氷船の気分です。

冬の朝は美しく、素晴らしいです。
ブロンズいろに光る枯れ葉にうっすら霜がついてたり、
8センチくらいの霜柱がにょーっと立っていたり、
(ムーミンのにょろにょろみたいです)
線路むこうの丘の上からのぼった太陽の光が
町を照らしだしたとたん、
その光がおどろくほどあたたかかったり、
うれしくてたまらなくなります。

教室のお問い合わせ、申し込み、ありがとうございます。
小人数の教室のため、なかなかご希望に添えず、すみません。
2月は平日でしたらまだ空いている日もありますので、
ご希望の方は、お問い合わせ下さいますよう♪
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# by miyoshimasako | 2006-01-20 16:34 | イトシイものたち。

来年もどうぞよろしくおねがいします。

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歯が痛くて仕事になりません。
日常生活もままなりません。
おせち料理も作れていません。
しゃべると頭まで痛くなるので、おしゃべりもできません。

でもおかげで、おかゆのレパートリーが増えました。
大好きな茶わん蒸しも久しぶりに作りました。
たくさん眠ったのでたくさん夢をみました。
本も読めました。

「たまには黙って、静かにすごそう」という、メッセージなのかもしれません。
思えばしゃべりまくり、動きまくりの日常。
静かに心落ち着けるときも大切なんですね。

痛みがおさまれば、
年明けからすぐに製作にかかります。
オーダーして下さったお客さまに早く、お届けしたいので・・・

今年もたくさんの方にささえていただき、ありがとうございました。
この日記を読んでくださった、あなたと、あなたの大切な人たちが
幸せに満ちた年を迎えられますように。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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# by miyoshimasako | 2005-12-30 13:48 | フェルトな毎日。

虫歯

クリスマスの夜、急に歯が痛くなりました。
ええ、わたしがいけないのです。
予兆はもう1年半も前からあったのですから。
「歯医者」と聞いただけで、もう憂鬱な気持ちになります。
子どもの頃、あのひとつめ小僧のような鏡をおでこにのせたおじいさんの先生に
怒られ怒られ治療されたのがトラウマになっているのかも。
「今の歯医者さんはそんなことないよ」といくら人にいわれても、ダメでした。
でも、もう、限界。
勇気を出して、痛さと恐さで半泣き状態で行きました。
だって、このままでは、仕事にならない!!

結果、行ってよかったです。
いい先生でよかった。
まだちょっと痛いけれど、いい方向に向かっている感じがします。

それにしても、大人は痛くても泣かないなんて、ほんとうに、みなさん、尊敬です。
わたしも、そんな、強いひとになりたい。

帰り道、葉っぱがふわりと飛んできました。
気が付くと拾っていました。
まわりがフリルみたいで、わたしのトレイに似てる!
ではなく、わたしのトレイが、葉っぱに似ている、のでした。




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# by miyoshimasako | 2005-12-27 16:12 | フェルトな毎日。

松明堂ギャラリー

今日松明堂ギャラリーに行ってきました。
新聞でふと目にとまった「望月通陽・大輪真之二人展」が最終日だったので。
このギャラリーには4年前に古楽器の展示を見に行って以来。

とても、素敵でした。
望月さんのガラス絵やブロンズと、大輪さんの額がぴったり一体となって、
そこから静かな、でも力強い音楽がきこえてくるような作品となっていました。
ギャラリーの中にも音楽が流れ、静謐な空気の中、
ひとりの祈りの時をプレゼントしていただきました。

最後に握手して下さった大輪さんの手はとてもあたたかくやわらかで
この手からこの作品達はうまれたのかと思い、感動ひとしおでした。

寝坊して教会には行けなかったけれど、なによりの、クリスマスとなりました。

ギャラリーで見つけた自分へのクリスマスプレゼントは
望月さんの画文集「方舟に積むものは」(筑摩書房刊)。
ゼペットじいさんになりたいと願い、アトリエを方舟にたとえ、
秋の切なさとのつきあい方や、大好きなモランディの名前も出てきて、
わたしの心をすっきりと澄み切ったものにしてくれました。
忙しさにかまけて本から離れていたこの一年。
最後に最高の本に出会えました。

みなさんと、みなさんの大切なひとがいつまでもずっとしあわせでありますように。

メリークリスマス。

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# by miyoshimasako | 2005-12-25 21:00 | フェルトな毎日。

はじめまして。

はじめまして。
みよしまさこです。

ふわふわの羊毛から
暮らしをあたたかくするいろいろなものを作ったり、
作るお手伝いをしています。

わたしがはじめてフェルトと出会ったのは、1996年の夏、知人の山荘でした。
初めての感触。
なのになぜかなつかしいにおい。
そこからわたしの Feltwonderland をめぐる旅がはじまりました。
途中、モンゴルにも寄りましたっけ。

寒い冬の日に、東京に生まれました。
本とお絵かきと、デパ地下のそば打ち実演を見るのが大好きな子どもでした。
欅並木の美しい大学の文学部を卒業後、百貨店、広告代理店勤務を経て、
男の子を出産した数年後、出会ったのがフェルトでした。

「量は質を産む」という画家の言葉を胸に、一人手探りで作り続け、
2001年リビングデザインセンターOZONEでのクラフト展をきっかけに
本格的なしごとになってゆきました。
憧れだった雑誌、大好きなお店。
まわりにいるひとや、出会ったすべてのひとの、やさしい、さりげない、
ときには厳しい、でもいつでも絶対あたたかい、たくさんの手に支えられて
今日ここまでやってくることができました。

ほぼ毎日、街角のパン屋さんがパンを焼くように作りたいと思っています。
ときどきの海と、自転車と、お菓子づくりが趣味。
夢はいつか「世界遺産」の番組で見た、ハンガリーの草原の村で一人、
フェルトの帽子を作り続けているおじいさんに会いにゆくこと。

今は先日終わったばかりの松屋銀座で承ったオーダーの製作に励んでいます。
これからも、作品と出会ってくださる方たちの毎日を、
あたため続ける作品を作ってゆきたいと思っています。

今朝ふと、昨年末に「来年こそはホームページ」と思った事を思い出しました。
ホームページはちょっとまだ無理でも、ブログなら、がんばればできるかも、
と思い、半泣きでがんばってみました。
ほんと、機械ものは苦手なのです。

こんなに生きてきてもまだまだ知らないことや、できないことはたくさん。
でも、自分なりにつきあって、ゆっくり少しづつわかってゆくのも楽しいと思っています。

フェルトも、わたしなりに、ゆっくりつきあい続けているのがとっても楽しいのでした。
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# by miyoshimasako | 2005-12-22 10:11 | フェルトな毎日。