パリオペラ座のエトワール
マニュエル・ルグリの 引退までの二ヶ月を追った ドキュメンタリー番組を見ました。 パリオペラ座のドキュメンタリー映画 「エトワール」を通して 彼のことは知っていましたけれど まさかもう引退だなんて。 でもパリオペラ座は男子は44歳が定年。 ほとんどのダンサーが それより早くに引退をする中 ルグリは最後まで 勤め上げました。 引退公演を控えても 彼はただたんたんと いつものように踊り続けていました。 新しい振り付けに取り組む姿 若いダンサーを指導する姿 饒舌ではあっても それは自己主張や自己表現ではなく ただひたすら 求められてるものに どこまで近づけるかの 挑戦に見えました。 自分を限りなく無にして 役に仕えた果てに 強く香るルグリらしさみたいなものに 誰でも出来るようでいて ルグリにしか出来ない 表現に再び出会い 感動しました。 ただ前だけを見て進む姿に 踊りに取り組む姿勢に そこから見える 誠実で真摯で潔い生き方に 尊敬の気持ちを 抱きました。 「マニュ!」って オペラ座の仲間から 呼ばれてたルグリ なんだかかわいい響き 新しい場所でもそう呼ばれるのかな そこでもきっと 彼らしくステキな仕事に取り組むはず ますます活躍の場が広がりますようにと 遠くパリのルグリを 想ったのでした。
by miyoshimasako
| 2009-09-25 01:22
| イトシイものたち。
|
ごあいさつ
はじめまして。
みよしまさこです。 1996年の夏 知人の山荘で、フェルトに出会いました。 はじめての感触。 懐かしいにおい。 そこからわたしの Feltwonderland を巡る旅が始まりました。 途中モンゴルや モロッコにも 楽しい寄り道を しましたっけ。 寒い冬の日、 東京に生まれました。 本と、お絵描きと、 デパ地下のそば打ち実演を見るのが大好きな子どもでした。 東京の吉祥寺にある 欅並木の美しい大学の 文学部を卒業後 百貨店、広告代理店勤務を経て 子育ての中で出会ったのが、フェルトでした。 「量は質を生む」 という画家の言葉を胸に ひとり手探りで作り続け 2001年リビングデザインセンターOZONEでのクラフト展をきっかけに 徐々に仕事のかたちが作られてまいりました。 まわりにいるひとや 出会ったすべてのひとの やさしい さりげない 時にはきびしい でもいつもあたたかい たくさんの手に守られて 今日まで歩いてくることができました。 「SHEEPS`」というのはわたしが勝手に作った言葉です。 英語の「SHEEP」は 1匹でも100匹でも 変わらず「SHEEP」。 でもそれではなんだか あんまりな気がして わたしに毛を分けてくれる羊一匹一匹への ありがとうの気持ちも込めて「S」をつけ アポストロフィー「’」は 屋号を表すと同時に フェルトの作業の 全てがそこから始まる 小さくちぎった羊毛の ひとかけらも表しています。 さりげなくて でもちょっと楽しい そんなものたちを作りたいと思っています。 あなたの毎日を ほんの少しでも あたためられたらと 願っています。 ・・・・・・・・・・・ NHK文化センター青山と 都下の自宅にて、 教室をしております。 出張の講習会や ワークショップも 承っています。 手仕事はちょっと苦手 なんて思ってらした方も ご心配はいりません。 手作りの楽しさを お伝えできたらと 思っています。 *NHK文化センター 青山教室の詳細は www.nhk-cul.co.jp/school/aoyama/ でご覧頂けます。 作るものは カテゴリー「教室でつくるものたち」で全てではありませんが ご覧いただくことが できます。 青山教室は1月期から 若干名ですが お申し込みも可能です。 ご希望の方は どうぞお早めに お問い合わせ下さいましたら うれしいです。 *自宅教室についてなど お問い合わせは miyoshimasako@excite.co.jp までお願い致します。 *携帯電話やスマートフォンからのメールは パソコンからのメールを受信できる設定にして お送り下さるとありがたいです。 *以前のアドレスにお送り下さる場合はタイトルにお名前をおつけ下さいますようお願い致します。タイトルの無いものは削除させていただくことがありますのでご了承ください。 *おすすめの羊毛店は 山梨/吉祥寺 「アナンダ」 *twitterしています。 カテゴリ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||